株式会社スタジオグラム

【10通目】新人デザイナーに贈るデザインオフィス経営者からの10通の手紙


10通目:成長とは何か?(実践編)

 

photo by liam truong

 

 

だから、
自分が成長してるかどうかを悩む必要はない

 

そこを悩む時間があれば、
ただがむしゃらに興味があることに没頭してみて。
そして、アウトプットしてみて。

 

そうすれば過去の自分と比較できる。
だれかの意見を聴きたい時は、
いつでも僕が話し相手になる。

 

 

成長しているんだろうか?
悩むその根っこにあるのは「不安」

 

今のままで大丈夫だろうか?
周りのみんなと比べて劣ってないだろうか?
ネットを見ればスゴい人がたくさんいて、
自分がこれをやる意味あるんだろうか?

 

こんな不安だと思う。

 

実は世の中のほとんどの人が同じ不安を抱えてる
私も抱えている。

 

ということは、考えなくていいってこと。
みんな同じ不安を抱えているってことは、
スタートラインは同じってことだから。

 

じゃあ何をするか?
ただがむしゃらに興味があることに没頭してみて。

 

それだけ。
それだけで道が開けるから。

 

 

 

 

 

 

 

___
最後に

 

10通の手紙を読んで頂いてありがとうございました。

 

 

デザインは、目に見える部分とそうでない部分
両方を求められる仕事です。

 

考えてつくる、
考えてつくる、
考えてつくる。

 

この繰り返しです。

 

だから考える「心持ち編」と
つくる「実践編」の2つを書きました。

 

頭で考えて、
手を動かしてつくるために。

 

 

 

「人間は生まれながらに美しいのではない、
生きながら美しくなるのだ」

 

私が好きな言葉です。

 

デザインには3つの役割があると思っています。

 

1:見た目を整える
2:問題解決
3:美しい関係性をつくる

 

1から3へとデザインという解釈の幅が広がるにつれて、
どんどん求められることが抽象的になり、
実現へのハードルも上がります。

 

でも、それだけ奥が深い仕事だとも言えます。
だからデザインという仕事に一生を使う価値がある。

 

 

考えてつくる。
普通のことだと思うかもしれませんが、
なかなかこれが難しい。

 

口で言うのは簡単だし、
なんとなく格好いい表現も
一定の数をこなせばそんなに難しくない。

 

でもその両方を満たす、
これがなかなか難しい。

 

このハードルを超えると俄然デザインが楽しくなってきます。
多分この先はもっと楽しいんだろうなと思います。

 

 

 

この10通の手紙は
最初のハードルを超えるための手引書です。

 

デザインを志す人、
デザインの道を歩み始めてちょっと立ち往生している人。

 

彼ら彼女たちが早くデザインが楽しいと感じてくれて、
思いっきり才能やスキルを発揮できる日が来ることを
楽しみにしています。

 

 

 

最後の最後に、
このような気づきと発見を与えてくれた
スタッフN君に感謝です。

 

君と共にした226回の朝の会。
約170時間、丸7日間ほどの時間。
得たものはとても大きかったです。
ありがとう。

 

 

 

株式会社スタジオグラム
早野

 

 

 

 

 

___
1通目:「視点を増やす」という視点を持つ。(心持ち編)

 

2通目:「視点を増やす」という視点を持つ。(実践編)

 

3通目:提案ベースで動く。(心持ち編)

 

4通目:提案ベースで動く。(実践編)

 

5通目:答えはネットにはない。(心持ち編)

 

6通目:答えはネットにはない。(実践編)

 

7通目:数を質へ。(心持ち編)

 

8通目:数を質へ。(実践編)

 

9通目:成長とは何か?(心持ち編)

 

10通目:成長とは何か?(実践編) <<<

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