【6通目】新人デザイナーに贈るデザインオフィス経営者からの10通の手紙
新人デザイナーに贈るデザインオフィス経営者からの10通の手紙
6通目:答えはネットにはない。(実践編)
じゃあ、答えはどこにある??
私:手を動かそう。画像を漁っていても何も現実は動かない。
この3時間、リアルでは何も起こっていない。
(並んだ画像の1枚目を拡大して)
私:この画像が気になった理由は何?
君:なんとなく、です。
私:そのなんとなくを深堀りしてごらん。
そこには答えにたどり着く何かがあるから。
ひとつを深堀りする、
これはデザイナーとしてとても重要な視点
かつ具体的な行動指針。
・なぜこの色なのか?
・なぜこのサイズなのか?
・なぜこのフォントなのか?
・なぜこの構図なのか?
・なぜこの配置なのか?
なぜ君はこの名刺を「なんかいいな」と思ったんだろう?
この疑問を常に持つこと。
そう思った対象に向かって疑問を投げかけ続けること。
ここに君らしさの原石があり、
君にしかつくれない表現のヒントがある。
ネットは答え合わせをする場所じゃない。
あくまで人が考えた結果に触れることができる場。
目の前のクライアントに提案するデザインの答えは
自分で見つけるしかない。
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1通目:「視点を増やす」という視点を持つ。(心持ち編)
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