株式会社スタジオグラム

PUMA / プーマ


ブランド名

 

PUMA / プーマ

 

 

ロゴマーク

 

 

 

企業情報

 

◯社名:
PUMA

 

◯創業者:
ルドルフ・ダスラー

 

◯創業:
1924年(ダスラー兄弟製靴工場として)

 

◯事業内容:
衣類および一般消費財の製造・販売

 

◯企業理念:

 

“FOREVER FASTER”

 

Forever Faster is more than being quick. It is our mantra.
It is more than 70 years of fast products for fast athletes.
We aim high, and when we score our goals, we aim even higher.
All to achieve one thing: to be the Fastest Sports Brand in the World.

 

 

“永遠に速く”

 

フォーエバー・ファスターは、単に速いだけではありません。それは私たちの誓いです。
70年以上にわたり、速いアスリートのための速い製品を提供してきました。
私たちは高い目標を掲げ、目標を達成したら、さらに高い目標を掲げます。
それは、「世界で最も速いスポーツブランドになる」ということです。
※弊社翻訳

 

 

デザインを読み解く

 

・ネーミング:「PUMA」

・ロゴマーク:紆余曲折を経てたどり着いた現在のロゴマーク

・コレボレーション:コラボ時代の先駆けとなったジルサンダーとの共同開発

 

 

ネーミング:「PUMA」

 

PUMAの由来はロゴマークにもそのシルエットが採用されている動物のピューマ
ピューマは大型肉食性哺乳類、アメリカライオン、クーガー、パンサーとも呼ばれています。

 

 

 

ロゴマーク:紆余曲折を経てたどり着いた現在のロゴマーク

 

この記事をお読みの方は今のロゴマークに馴染み深い方が多いと思います。
1988年以降はロゴマークの変化はありません。

 

しかしその歴史を紐解いてゆくと、
なかなかの迷走ぶり積極的なロゴマーク遍歴を楽しむことができます。

 

 

>1948 – 1951

 

[ プーマ登場。Dassler社のDをくぐり抜けています。 ]

 

 

 

>1951 – 1958

 

[ 変形の六角形の中にピューマが閉じ込められてしまいました。「PUMA」の文字が初登場。 ]

 

 

 

>1958 – 1968

 

[ 3本のストライプ(フォームストリップ)がフットボールシューズのシンボルとなりました。 ]

 

 

 

>1968 – 1970

 

[ 10年使用したシューズのロゴはPUMAの全てを表現していない、として抽象化の道を歩みます。 ]

 

 

 

>1970 – 1974

 

[ 飛び跳ねるピューマのアウトラインがロゴとして採用。ニュルンベルク出身のラッツ・バッキーズによるもの。 ]

 

 

 

>1974 – 1976

 

[ PUMAの文字が再び登場。ピューマのシルエットだけではPUMAブランドの浸透は成せなかったのでしょう。 ]

 

 

 

>1976 – 1978

 

[ 更に迷走挑戦は続きます。こだわりのピューマが居なくなるという事態に。 ]

 

 

 

>1978 – 1980

 

[ ピューマのカムバックです。2年間待ってました。 ]

 

 

 

>1980 – 1988

 

[ 1958の頃のフォームストリップが半透明になってカムバック。このマークを実際に見たことある方も多いのでは? ]

 

 

 

>1988 – now

 

[ 今のところの完成形です。ブランド名+ピューマのシルエットに落ち着いています。 ]

 

 

 

コレボレーション:コラボ時代の先駆けとなったジルサンダーとの共同開発

 

PUMAは他のスポートブランドと同じくコラボレーションを積極的に行っています。

 

・ジルサンダー
・ミハラヤスヒロ
・ニーナバレット
・アレキサンダー・マックイーン
・フィリップ・スタルク

など

 

特に1998年のジルサンダーとの共同開発は
企業間コラボレーションの先駆けになったプロジェクトだったそうです。

 

 

個人的に気になったコラボは「フィリップ・スタルク」
彼は建築をはじめ、インテリアや家具などのインダストリアルなプロダクトを手掛けるデザイナー。

 

どんなアイテムだったのでしょうか?

 

 

[ PUMA×フィリップ・スタルクのコラボシューズ ]

 

 

こんなシューズを発表していました。
カラーリング、素材使い、ソールの十字ライン、
かっこ良いです。

 

まさかPUMAと一緒にシューズをつくっていたとは。

 

 

まとめ

 

文中では割愛しましたが、
PUMAはadidasの兄弟ブランドです。

 

一つの企業の中に2つのブランドがあって、、、という話しではなく、
本当の兄弟がケンカ別れした後、
兄ルドルフがPUMA
弟アドルフがadidasを創業したのです。

 

その2社が今でもファッションブランドとして
世界中で愛されていることに驚きと尊敬を感じずにはいられません。

 

 

ロゴマークの紆余曲折も、
よりPUMAとしての理念をどうすれば伝えることができるか?
という前向きなチャレンジの結果です。

 

現在もコラボレーションは続けれられ
大胆なフラワープリントのLIBERTYや
あつまれどうぶつの森(これが結構かわいいんです)との
共同開発商品が発売されています。

 

PUMA。
これからも私たちの身近なスポーツファッションブランドとして
楽しませてくれることでしょう。

 

 

参考:
Wikipedia
puma our mission
スタルク・デザインによるプーマのスニーカーのPR写真に見られるマザコンの痕跡

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