株式会社スタジオグラム

NITORI / ニトリ


ブランド名

 

ニトリ / NITORI

 

 

 

ロゴマーク

 

 

 

企業情報

 

社名:
株式会社ニトリ

 

代表取締役:
武田 政則

 

創業者:
似鳥昭雄

 

企業理念:(ロマンと表現されている)
住まいの豊かさを世界の人びとに提供する。

 

事業内容:
家具・インテリア用品(ホームファニシング商品)の企画・販売
新築住宅のコーディネート
海外輸入品・海外開発商品の販売事業

 

 

 

ロゴマークデザイナー

 

非公表?

 

 

 

ロゴマークに込められたストーリー

 

イメージカラーはエメラルドグリーン

 

心理学的には「落ち着き」と「安心感」を与える色。ホームファニチャーという暮らしに密着した商品を提供するニトリらしいカラーだと言える。

 

ブランドアイデンティティ(企業の存在意義)はロマンとして発信されている
「住まいの豊かさを世界の人びとに提供する。」という一文に集約されている。

 

「住まいの豊かさ」とは一体何か?

 

WEBサイト内に以下の言葉がある。
“想いは、細部に宿る。だから価格や品質にまつわる珠玉の物語がある。
「適正であるということは何か?」を問い続けるニトリの“創造”を紹介します。”

 

ここからニトリが考える住まいの豊かさ、
それは「適正であること」だと読み解ける。

 

価格、品質、性能、耐久性、そして購買体験、
全ての適切を考え続け、常にチューニングし続ける。

 

これがニトリの強みではないだろうか?

 

改めてロゴマークを見返してみる。
「落ち着き」と「安心感」を感じるエメラルドグリーンを背景にした「ニトリ」という太く直線的で装飾のないロゴタイプ。

 

そこには、「消費者への安心感あるサービス提供」と「適正を求め続ける職人魂」
この2つをひしひしと感じる。
そんな想いが込められたロゴマークだと思う。

 

 

 

ニトリ社の別ブランド「DECO HOME」

 

同社がニトリとは別ブランドとして展開する「デコホーム(DECO HOME)」

 

2018年以前はニトリのロゴマークに「デコホーム」の文字を加えたデザインだったが、二トリとの棲み分けのためにロゴを変更。

 


旧ロゴ

 

 

 


新ロゴ(2018年〜)

 

 

オレンジ色に白抜きで「DECO HOME」の文字。
カタカナは使用されていない。

 

従来のデコホーム店舗との違いは、以下の5つ。

 

POINT1:
ブランドカラーを、従来のみどりから、親しみ・楽しさ・新たな出会いのイメージを持つオレンジに変更。

 

POINT2:
キッチンやダイニング、リビングなどを“デコレーション”する楽しさを提案。

 

POINT3:
一人暮らしの女性をイメージしたインテリア雑貨を充実させ、構成を拡大する。

 

POINT4:
ニトリではホームコーディネートの提案しているが、デコホームではルームコーディネートの提案をしていく。

 

POINT5:
季節の商品を取り揃え、トレンドに合わせた商品を展開。

 

DECO HOMEのWEBサイトデザインを見ると、
色使いやフォント、ポイントで使われている装飾などから
ニトリとのターゲット層の違いが見て取れる。

 

コンセプトにも「かわいくしたい」というフレーズが書かれている通り、
10〜30代の女性がメインターゲットであろう。

 

若干違和感を感じる部分は、サイトのトンマナ(トーン&マナーの略。らしさを表現するための一貫性、統一性の意味)と
ロゴマークのカラーがズレていること。

 

オレンジカラーであればもう少し彩度を落としたオレンジ、
又はコーラルピンクのカラーバランスが良いように感じている。

 

 


参考
https://www.nitori.co.jp/
https://news.shoninsha.co.jp/store/95243

ちいさい会社がブランドをつくるなら、
デザインは今すぐ捨てなさい。

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