株式会社スタジオグラム

ロゴマークのリニューアル、最適なタイミングを徹底解説。


企業のロゴマーク、変更したいけれど、どんなタイミングでリニューアルしたら良いか実例を知りたい。あと、どれくらい前から準備をはじめたらいいのか教えて!

 

 

こんな疑問にお答えします。

 

 

本記事の内容

 

・企業ロゴマークのリニューアルのオススメのタイミング3つ

 

・ロゴマークのリニューアル事例3つ

 

・ロゴマークデザインに必要な時間の目安

 

 

 

筆者情報

 

早野 悠
・ブランドデザイナー
・企業、個人事業ブランディング歴11年
・(一社)ブランドマネージャー認定協会 1級資格取得

 

ブランドをつくり育てるデザイナー兼経営者。グラフィック、WEB、空間などのデザインをはじめ、フォトグラファーやデザイン講師としても活動中。

 

 

 

 

今回は企業の顔とも言える「ロゴマーク」
リニューアルの最適な時期についてお伝えします。

 

この時期を誤ってしまうと、社内外への新しいロゴマークの浸透に時間がかかってしまいます。企業イメージの構築に時間がかかってしまい、とてももったいないので、最適なタイミングでのリニューアルをオススメします。

 

 

 

ロゴマークのリニューアル、最適な時期はいつ?

 

 

 

 

1. ◯◯周年のタイミング

 

2. 事業承継のタイミング

 

3. WEBサイトをリニューアルするタイミング

 

 

この3つがロゴマークリニューアルの最適な時期です。
それぞれを具体的にみてゆきましょう。

 

 

◯◯周年のタイミング

 

10周年、20周年、30周年、、、100周年、、、

 

◯◯周年は区切りが良く、社内外を巻き込んでのイベントを企画する良いタイミングです。
スタッフさんも「心機一転」という気持ちになりやすい時期。
そのため、周年行事は新しいロゴマークをお披露目するには絶好の機会となります。

 

その際は、ぜひ経営者自らが参加者の前で新しいロゴマークの説明を行うことをオススメします。
直接生の声で語りかけられた言葉はテキストや動画よりもダイレクトに聴く人の心に響きます。

 

 

 

 

事業承継のタイミング

 

事業承継、代替わりもひとつのロゴマークリニューアルのタイミングです。

 

以前このような話をクライアントから聞きました。
「先代がつくったロゴマーク、実は私はしっくりきていない。どんな意味があるのか?誰がつくったのか?よくわからないんだよね。。。」

 

ロゴマークは企業の顔です。
代替わり後の経営者自身が納得していないロゴマーク、これから使い続けてゆくことに違和感を感じることも多いでしょう。自分の名刺や自社のWEBサイト、店舗サインや雑誌広告などロゴマークはあらゆる媒体に展開されてゆきます。

 

経営者の仕事は未来への道をつくることです。
会社の将来を一番考える立場の経営者が、会社の顔であるロゴマークに納得できていない。。。

 

ブランドアイデンティティ(企業の存在価値)を決めることは、企業ブランディングのスタートライン。
ロゴマークがしっくりこない、という状態はそのスタートラインに立てていないことと同じです。

 

このような理由で、事業承継のタイミングがロゴマークリニューアルの良い機会となります。

 

 

 

 

WEBサイトをリニューアルするタイミング

 

今やWEBサイトに情報がない企業や商品やサービスはこの世に存在しない、と言っても過言ではないくらいにインターネットでの情報検索が私たちの生活に浸透しました。

 

さらに、テクノロジーの進歩スピードは早く、毎年スペックアップしたデバイスやインフラが誕生しています。その流れに合わせてWEBサイト自体もリニューアルし最適化することが求めれられています。

 

WEBサイトと同時にロゴマークをリニューアル、これがオススメのタイミングの3つ目です。

 

 

 

 

WEBサイトとロゴマークの同時リニューアルのメリットについて、もう少し詳しくお伝えします。

 

ロゴマークが新しくなると、いろいろなアイテムに掲載されたロゴマークの差し替えが必要になります。

 

ロゴマークの差し替えが必要なアイテム例

 

・名刺
・会社案内
・WEBサイト
・サイン
・社用車
・ユニフォーム

 

などがあります。

 

 

この中で特に重要なのがWEBサイトです。
理由は、先ほど書いたようにWEBサイトは私たちにとって無くてはならないものだからです。

 

WEBサイトは毎日数百回、数千回、数万回アクセスされます。
ということは、それだけ人の目に触れているということです。

 

ロゴマークが何回人の目に触れたか?
この回数が増えれば増えるほど好意的に市場に浸透してゆきます。

 

心理学的にはザイオンス効果と呼ばれています。

 

ザイオンス効果:
同じ人やモノに接する回数が増えれば増えるほど、その人やモノに対して好印象を持つようになる心理現象のこと。接触回数を増やすことで、好印象を持ってもらえる可能性が上がる。

 

私たち人間の特性から考えても、接触回数が多いWEBサイトと同時にロゴマークをリニューアルすることはとても効果的です。

 

 

 

 

ロゴマークのリニューアル事例3つ

 

私たちがこれまでにお手伝いさせて頂いた事例の中から3つをご紹介します。

 

case01:グリーンライフ産業株式会社 様

 

創業40年に合わせ、コーポレートロゴマークのリニューアルを行いました。

 

周年記念イベントを企画されており、そのタイミングに合わせた新ロゴマークのお披露目。コーポレートロゴマークとサービスロゴマークの両方を同時進行しながら、ロゴマークに込めた想いを説明するムービーも並行して制作しました。

 

 

 

 

結果、以下の経営者インタビューでも語られているように、
新しいロゴマークが上手く社内外に浸透したケースとなりました。

 

 

 

case02:グランド工房 様

 

運営母体企業のロゴマークリニューアルに合わせ、サービスロゴマークのリニューアルを行いました。

 

全国にショップ展開されてましたので、店舗サイン、ロードサイドサイン、スタッフさんユニフォーム、各種リーフレットなど全体的にロゴマークの差し替えを行いました。

 

 

 

 

社内でブレなくロゴマークが活用できるよう、デザイン展開のマニュアルも整備しました。
以下、マーケティング担当者のインタビューです。

 

 

 

case03:Mrs. Reform Style 様

 

WEBサイトとロゴマークを同時にリニューアルしたケースです。

 

まず、ブランドアイデンティティ(企業の存在意義)をしっかりとした言葉としてつくりこみ、その後ロゴマークとWEBサイト制作に進みます。

 

この流れを踏むことで、ロゴマークとWEBサイトそれぞれが与える印象のズレをなくすことができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

ロゴマークのリニューアルに必要な時間の目安

 

おおよそ2〜4ヶ月が一般的なロゴマーク制作に必要な時間です。

 

企業規模や意思決定のスピード、修正回数などにより必要な時間は前後します。

 

私たちは企業ブランディングのためのロゴマークをデザインします。
そのために初期のヒアリングには特に時間をかけるため、他社と比べると少し時間が必要になります。

 

しかし、しっかり時間をかけてヒアリングし、デザインに取り組む方が結果的に理解・納得度の高い効果的なロゴマークが完成します。

 

 

 

 

ロゴマークのリニューアル、最適なタイミングを徹底解説:まとめ

 

今回は以下を解説しました。

 

・ロゴマークのリニューアルのおすすめのタイミング3つ
・リニューアル事例3つ
・ロゴマークリニューアルに必要な時間の目安

 

ロゴマークは企業や商品をブランド化するために重要です。

 

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