株式会社スタジオグラム

ローソンPBパッケージ。分かりやすくなって再登場。


ローソンのPB(プライベートブランド)リブランディングが2020年4月に行われ、「商品パッケージ」がSNSで話題になりました。
新しいパッケージに対して賛否両論の意見が寄せられたのです。

 

その内容には
「見分けがつきにくい」「食欲がそそられない」といった意見から
「可愛い」「おしゃれ」といった意見もありました。

 

 

以前のパッケージリニューアル時の読み解き記事はコチラ。

 

 

そして2021年4月、そのパッケージデザインが大幅に調整されたことで
再び話題になっています。

 

 

パッケージの変更点

 

 

「見やすく・区別しやすく・機能を分かりやすく」を重視しデザイン変更

 

デザインが変更された商品数は約530品。
これは、前回パッケージを変更したPB商品の約8割にあたります。
豆腐や納豆といった日配食品、惣菜、菓子、飲料、日用品など幅広い商品が該当します。

 

お客さま・店舗従業員双方にとって
「見やすく・区別しやすく・機能を分かりやすく」という視点でデザインが変更されており、
「分かりやすくなった」とSNSで話題になりました。

 

 

なかには「唯一にして最大の欠点だった「わかりづらさ」が解消されてるのが見事!」という意見も。

 

 

商品写真大きく、フォントも大きく。

前回パッケージと比較すると、写真が約2倍〜3倍、フォントサイズも約2倍拡大されています。

 

出典:ローソンの商品パッケージデザインが変更 「分かりやすくなった」と好評、変更の理由を聞いてみた


出典:ローソンの商品パッケージデザインが変更 「分かりやすくなった」と好評、変更の理由を聞いてみた

 

また、裏面
原材料表のフォントも30%ほど拡大していたり、文字組もゆとりを確保し「読みやすく」リニューアルされています。

 

 

【まとめ】パッケージの変更点を読み解く

 

「お客さまの声に合わせてアジャストする姿勢」これが今回注目すべきポイントです。

 

2020年から1年経たぬうちにパッケージデザインを調整しました。
迅速にお客さまの声に対応したのです。

 

「マチのほっとステーションを目指す」という
彼らのブレないお客さまに寄り添う姿勢が商品の質を高め、高品質な商品が熱狂的なファンを生みます。
ブランディングはファンづくりです。どうやったらファンが生まれるか?
ブレないで目標に向かって歩み続ける姿です。

 

「ローソンはコンビニと総称されるところから抜け出ていきたい、人に優しくて地球に優しい存在を目指したい」
と目標を語るのは、代表取締役社長 竹増 貞信(たけます・さだのぶ)氏。

 

コンビニのブランディング。コンビニない?ではなく「ローソンない?」と言われるためのお店づくり。
ローソンは大きな一歩を踏み出しました。

 

 

参考:
「わかりにくい?」ローソン社長がPBデザイン変更をいきなり決断したワケ
ローソン 新しいパッケージ 何が変わった? 新旧を比較
ローソンの商品パッケージデザインが変更 「分かりやすくなった」と好評、変更の理由を聞いてみた
ローソン社長、PB新パッケージを一部変更へ 賛否の声に「公共性あるコンビニとして解決していく」

 

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