New Balance / ニューバランス
ブランド名
New Balance / ニューバランス
ロゴマーク
企業情報
社名:
ニューバランス・アスレチック・シュー New Balance Athletic Shoe, Inc.
代表:
ジェームス・S・デービス(代表取締役会長)
ロバート・T・デマルティーニ(代表取締役社長/CEO)
ミッション:
Demonstrating Responsible Leadership, we build global Brands
that Athletes are proud to wear, Associates are proud to create
and Communities are proud to host.(われわれは、責任あるリーダーシップを明示することによって、
アスリートが誇りを持って身に付け、社員が誇りを持って世に送り出し、
コミュニティが誇りを持って受け入れることのできるグローバルブランドを築きます。)
企業理念:
INTEGRITY,TEAM WORK,TOTAL CUSTOMER SATISFACTION(誠実さ チームワーク お客様の満足)
事業内容:
運動靴、靴の商品の企画・製造・販売
デザインを読み解く
・社名の由来 :「新しいバランス感覚を人々に」
・ナンバリングシステムとロゴマーク:「New Balance」
・キャッチコピー:「1000点満点中990点」
社名「New Balance」の由来:「新しいバランス感覚を人々に」
社名は「履いた人に“新しい(new)、バランス(balance)”感覚をもたらす」という意味です。
1906年、創設者であるウィリアム・J・ライリーは、アメリカ北東部の海岸沿いの街ボストンにて、足に問題を抱えた人のための矯正靴を製造する「ニューバランスアーチカンパニー」を設立しました。
ライリーは、革新的なシューズインソール“アーチ(土踏まず)サポートインソール”の開発に成功。3本の爪でバランスをキープする鶏の足をヒントに生まれたインソールは、最高に心地良い“新しいバランス感覚”を人々に与えるものでした。
「New Balance」という社名はこのようなエピソードから誕生したのです。
ナンバリングシステムとロゴマーク:「New Balance」
1977年、全米が空前のジョギングブームに湧いた時代。
現会長であるジェームス・デービスは2つのアイコンを生み出します。
1つは”ナンバリングシステムを採用したモデル名”これは
「スターにすべくはシューズにあらず」というNew Balanceならではの考え方から生み出されました。
574 / 990 / 1500 などナンバーが振られています。
もう1つは、シューズサイドに配置された“N”のロゴマーク。
機能的にはフィット感や安定性の向上のために、意匠的にはNew Balanceという新時代を切り開く企業のイメージ浸透のために配置されています。
40年を超える時を経た現在、New Balanceを象徴する2つのアイコンに成長しました。
キャッチコピー:「1000点満点中990点」
「1000点満点中990点の出来栄え」
New Balanceに馴染みが薄い方でも聞き覚えがあるキャッチコピーではないでしょうか?
これは、1982年にNew Balanceが発売した初代990に冠されたキャッチコピーです。
出典:【今さら聞けないスニーカー基本のき!】ニューバランス 990は「1000点満点で990点」の意味?
最新の技術で最高のランニングシューズを作ることを目的に、1978年の春開発をスタート。惜しみない時間と費用を投入し続けた4年後の1982年にデビューした990。
M.C.D(モーション.コントロール.デバイス|踵部安定板)と呼ばれるカカトを安定するパーツにて、安定性とクッション性の両立を実現。当時最先端の機能性を確保することに成功。さらに、登山靴などで知られるVibram(ビブラム)社製のアウトソール。ブーツなどで有名なWOLVERINE(ウルヴァリン)社製のピッグスキンスウェード。これらを組み合わせることで、1982年当時、世界最高峰の機能性と品質を備えたランニングシューズが完成しました。
この事実を伝えるためのキャッチコピーが「1000点満点中990点の出来栄え」だったのです。
話が少しそれますが、1ドル=約280円の時代に約100ドルという挑戦的なプライスで売り出したのも990の有名な話です。巷では、「高すぎる」「クレイジーだ」と囁かれるも、技術に裏打ちされた確かな品質と機能性から多くのファンを獲得。
一躍人気モデルの仲間入りを果たします。
まとめ
「履き心地の追求」
これがNew Balanceが歩んでいる道です。
これまでの歴史を振り返ってもそうですし、おそらくこれからもそうでしょう。
彼らのブレない一貫した姿勢が商品の質を高め、高品質な商品が熱狂的なファンを生みます。
ブランディングはファンづくりです。どうやったらファンが生まれるか?
ブレないで目標に向かって歩み続ける姿です。
New Balanceのファンが世界中に存在するのも納得ですね。
参考:
ニューバランス – Wikipedia
「信者」と「中の人」が語るブランド論——なぜニューバランスは世代を超えて愛され続けるのか
ニューバランスは、ただ地味な優等生じゃないというハナシ。【前編】
New Balance / PHAETON LAB.
New Balanceの人気はなぜ?その理由を探る。
【NB公式】Made in U.S.A. 990v5
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