株式会社スタジオグラム

BOTANIST / ボタニスト


ブランド名

 

BOTANIST

 

 

ロゴマーク

 

 

パッケージ

 

 

 

企業情報

 

社名:
株式会社I-ne(アイエヌイー)

 

代表:
大西 洋平

 

経営理念:
“Chain of Happiness”

 

ストーリー:
Chain of Happinessは、
お客様を起点に始まる。
わたしたちがお届けしているのは、ただのプロダクトではありません。幸せな体験です。

 

「商品を使用して、悩みが解消されて、学校に行くのが楽しくなった」
「娘からプレゼントでもらいました。一生の思い出です。」

 

わたしたちは商品をきっかけに始まる、このような幸せの連鎖が
お客様、お取引先、地域社会、地球環境まで広がり、最大化することを目指しています。

 

事業内容:
1. 化粧品、美容家電等の美容関連商品や販売店の企画開発、運営、製造及び販売
2. トイレタリー及びヘルスケア関連商品の企画開発、製造及び販売
3. Eコマース事業

 

 

デザインに込められたストーリーを読み解く

 

BOTANISTは他のヘアケアブランドと何が違うのでしょうか?
端的に言うと「植物をとり込んだ上質でシンプルなライフスタイルを提供する」という価値を生み出している点が違うと思います。
では、その「植物をとり込んだ上質でシンプルなライフスタイルを提供する」という価値をお客さんに伝えるためにどんなことを行なっているのでしょうか?
ここでは、BOTANISTのブランディングから読み解く3つのブランド要素をピックアップして紹介します。


・ネーミングから感じるBOTANISTのコンセプトづくり
・“そうそうこういうのでいい”シンプルなパッケージデザイン
・InstagramからひろがるBOTANISTのファンづくり

 

 

ネーミングから感じるBOTANISTのコンセプトづくり

 

複雑な現代社会を生きる人々に、植物をとり込むことでシンプルで上質なライフスタイルを提供する。
そんな考えからBOTANISTは生まれたそうです。

 

BOTANISTは直訳すると「植物学者」という意味になります。
植物に対する熱量を感じられる分かりやすいネーミングですよね。
心身ともに癒されたい!という気持ちに真摯に寄り添ってくれそうな誠実なイメージがあります。

 

 

“そうそうこういうのでいい”シンプルなパッケージデザイン

 

店頭で初めてBOTANISTのシャンプーを見た時、思わず目を引かれてしまいました。
「あまりに簡素でシンプルな見た目をしている。しかし、価格は1400円(490ml、税別)と、サロンのシャンプーと他のブランドのシャンプーの間くらいで意外と高いな…!なんだこのブランドは…!?」そんなことを思いました。

 


出典:ボタニストについて / BOTANISTオフィシャルサイト【ボタニスト】

 

購入して使ってみて納得。確かに質がいい。(香りもいい)
お風呂場に置いていても、白のトーンが馴染むし目に煩くないパッケージ。
自然と心が穏やかになるような商品だなと感じました。
ボトルのパンと膨れた丸みを帯びた形状は、薬品瓶をイメージしたデザインになっているらしく、ボタニカルの上質感を醸し出しています。
こだわりを感じるボトルデザインですね。

 

ヘアオイルや、ワックスなど、他の商品も展開していて、どの商品もパッケージのトーンを統一しているので
思わず揃えたくなるのも魅力です。
学者のように薬品瓶のように棚に並べたくなりますね。

 

 

InstagramからひろがるBOTANISTのファンづくり

 

Instagramは我々のマスメディアであると言うBOTANISTは、Instagramに力を入れていて、
「植物をとり込んだ上質でシンプルなライフスタイルを提供する」という価値を発信しています。
現在のフォロワーは2021年4月22日時点で6.2万フォロワー。BOTANISTのSNS担当は、SNSをブランドの「ファンクラブ」の様な存在であると捉えていて
これから更に伸びていくアカウントだと予想ができます。

 

特定のモデルをフィーチャーしたり、「きれいな髪」をクローズアップしたりすることはせず、あくまで「商品を見せること、ブランドの世界観を表現すること」に主軸を置くことだ。そうした工夫や統一したトーン&マナーのおかげで、「商品が写っていない写真でも、消費者が見たときに『これ、BOTANISTの投稿だよね』と自然と感じられるようになっている」と佐藤氏は語る。
出典:「Instagram は、我々にとってのマスメディア」:BOTANISTのInstagramフル活用戦略

 

ひとつ特徴的なのが、あくまで「商品を見せること、ブランドの世界観を表現すること」が徹底されていること。
トーン&マナーが揃うことで、伝えたいメッセージに一本筋が通りますよね。

 

個人的に、後ろ姿でもひとを登場させた方が、見ている方が感情移入しやすくてよいのかなとも思いましたが、
全体的にカラーのトーンが揃っていて「清潔で」「安定した」印象を受けました。

 

 

まとめ

 

複雑な現代社会が求めているのは、「より品質の高みを目指す商品」ではなく、「“これでいい”と納得できる心地良いほどほどなライフスタイル」なのかもしれないなと調べていて思いました。

 

私も現在、BOTANIST愛用者なのですが
「植物をとり込んだ上質でシンプルなライフスタイルを提供する」という価値がユーザーに受け入れられる理由が少しわかった気がします。

 

参考:
ボタニストについて / BOTANISTオフィシャルサイト【ボタニスト】
「Instagram は、我々にとってのマスメディア」:BOTANISTのInstagramフル活用戦略
【インスタレポート】商品の世界観を共有する投稿で女子から大人気!BOTANISTのインスタグラム活用法

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