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「3 lines project」のネーミング考案、ロゴマークデザインのご紹介。
目次
はじまり
3人の空間に携わる男が起ち上げたプロジェクト。
3人ともそれぞれの会社や組織に属しながらも、社内だけでは成し得ないことに挑戦する。3人の強みを掛け合わせて「空間づくり、場づくり」というフィールドで新しい価値を生み出してゆく。
という想いが発端です。
ネーミング
それぞれの強みとプロジェクトのビジョンを想定します。
A氏:コーディネーター。デザインリノベーションを中心とした住まいづくりのコーディネートが得意。顧客や現場とコミュニケーションを取りながら、物件探し、資金計画、設計管理、施工管理、アフターメンテナンスまで幅広い知識と提案力を持つ。住まいづくりを最初から最後までスムーズに進めるには欠かせない。
B氏:建築士。住む人の暮らしを想像しながらも、一歩引いた目線から状況や環境をとらえ、ムリやムダを取り去ることで、暮らしの芯を削り出しながら空間をつくるストイックな設計士。現場での作業経験も多く、夢をカタチにするには欠かせない。
C氏:ブランドデザイナー。紙媒体やWEBだけではなく、空間デザインも手がける。ブランド構築のスキルもあり、店舗づくりなどでその力を発揮する。チームの右脳を引き受ける。
このような3人が集い、何をはじめるか? キーワードは、「空間」「住まい」「デザイン」「3人のプロフェッショナル」だと考えました。
たどり着いたチーム名称は「3 lines project」。 3人の男が、それぞれの強みを活かしながら、新しい価値を持った空間を提案する。そんな想いを込めています。
3本の線は、X軸、Y軸、Z軸の意味も持っています。 やや建築的な話になりますが、空間ができるためには3つの次元が必要です。線1本だけでは文字通り「線」、2本では「面」、そして3本でやっと私たちの世界が在る「空間」ができます。
3つの線(3 lines)は3人の男、3次元、という意味が込められています。
ロゴマーク
ネーミングに込めた想いをカタチにします。 50案くらい考えましたが、決定したのはコチラ。
わかりやすく言えば「部屋の角」がデザインモチーフです。 床と2つの壁が交差するポイント。ここから全てが始まる場所です。
カラー
果汁100%のオレンジジュースのような、ハッキリとしたオレンジ色。 3人が属する会社のカラーを除外し、「住まい」という人が幸せに時間を過ごせる場所、という意志を込めた温かみを感じさせる(ちょっと熱いくらい!?)カラーです。
ロゴマーク完成
そして完成したロゴマークがコチラ。
柔らかく丸みを帯びたフォントは、角が取れた人間らしい印象を与えると同時に、男3人のむさ苦しいイメージ(笑)を払拭することが狙いです。
プロジェクト起ち上げ直後は活動内容が伝わりにくかったり、名称もしっかり覚えてもらいたいので、コピーを付加します。 それがコチラ。
今後の活動が楽しみな3 lines projectです。
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client : 3 lines project
logo mark design : 株式会社スタジオグラム
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ロゴマークは最大の広告です。
ロゴマークは単なるカタチではありません。
メッセージを込めた美しいカタチ、です。ブランドをつくるためのロゴマークをデザインします。
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