logo / グランド工房 様
始まり
グランド工房様が2020年4月15日に第1号店をオープンさせて20年目を迎えます。
20周年に向けてこの1年を特別な時間にしたい、とのご相談を頂きました。 1年間いろんな企画を考えるに当たり、まずはこのポイントを押さえましょう、とお話ししました。
「20周年」を誰に向けて何を伝えるタイミングだと考えるのか?
ここが決まっていないと、企画や製作物といったアウトプットがブレてしまいます。 費用対効果を最大化するために、慎重にヒアリングを行いました。
その結果、私たちがご提案した一部をご紹介します。
コンセプト Our Time
私たちの時間
メッセージ
労働人口が減ってゆく時代、社員一人ひとりに何を求めるか?
生産性と生産価値の向上、だと考えます。 そのために何をするか?
・一人でも多くの人の役に立つこと ・一緒に楽しみ、一緒に喜び、一緒に成長すること
そのために、グランド工房は何ができるか? まずはスタッフ同士、職人さん同士が一緒に楽しみ、一緒に喜び、一緒に成長すること。 同じ時間、体験を共有し、話し、笑い、時には感じる違和感を解決しようとすること。 五感を通して肌感覚で理解すること。 そこに知識を超えた理解と共感が芽生える種がある。
そのための場と時間と体験づくり。 それが=インナーブランディング。
その体験・体感がお客様に伝わる時、 アウターブランディングとして機能します。
誰に何を伝えるか?
今回の企画は以下になります。
誰に?:グランド工房のスタッフの皆
何を?:今は君たちが大活躍する時代だよという背中を押す激励のメッセージ
ロゴマークはメッセージ+カタチ
いろんなところでお話していますが、 ロゴマークそれ自体には価値はないと考えています。
なぜならロゴマークとは、何かを伝えようとした結果に生まれるカタチだからです。
中身のメッセージがなければただの「ガワ」にしか過ぎません。
心がこもっていない笑顔、 カスタードクリームが入っていないシュークリーム、 春が来ない冬(これは違うか)
のようなものです。
今回のロゴマークを整理するとこんな感じです。
そんな背景のもと完成したロゴマークです。
—
client : グランド工房
logo design : 株式会社スタジオグラム
—
ロゴマークは最大の広告です。
ロゴマークは単なるカタチではありません。
メッセージを込めた美しいカタチ、です。ブランドをつくるためのロゴマークをデザインします。
次の記事へ