ロゴマークだけ軽くお願いしようと思ったら。。

木村： 最初は軽い感じでお願いしようとしたんですね、名刺だけとか。でも話を進めてゆくとトータルブランディングのアドバイスもいろいろとしていただいて、そのままお願いしました。

早野： まずネーミングとロゴマークをつくりましよね。その時の印象はどうでしたか？

木村： そうですね。まだ、その時は詳細な事業内容もふわふわしていた状態でしたので、実はそうピンとはこなかったんですよね（笑）。本当は仕事の内容がしっかり決まっていて、、、からのネーミングやロゴマークという流れだと思うんですけど、そうではなかったので、しっくり感はまだそんなになかったです。でも、その後の打ち合わせで会社の方向性などを色々決めていったりする中で、徐々にしっくりくるような感じでした。

早野： ロゴマークが名刺やウェブサイトでちょっとずつ世の中に出始めて何か変わったことや他の人からの評価などあります？

木村： そうですね。変わったことは、ロゴマークがない時は、ただ今までの仕事こなすという感じでした。工事現場もあるので、服装とかもうどうでもいいっていうか、汚れてもいい動きやすい格好でそんなに気にしてはなかったんですけど、格好いいロゴマークに決まってからは、それに見合った行動だったり服装だったり身だしなみというのを意識するようになりました。でも実際は現場作業だと汚れるので、出来る範囲は限られていますけど、気持ちの面では凄い気が引き締まりますね。

FLAT　Renovation Studioのロゴマーク。
（後に「FLAT architect & design」にリネーム）

早野： 名刺の評判はいかがですか？

木村： 名刺が自分の仕事とリンクしている、という感じです。オシャレな名刺というのは、名刺交換した方からは絶対言われますね。それに名刺にデザイナーや建築士って書いてあるので、ちゃんとその通りに見られていると思います。実は今まで名刺渡す前とかは、アパレルの仕事してるのかなと思われてたんですよ（笑）

FLATらしさを一枚の名刺に詰め込んだ。

ブランディングサポートについて

早野： 私たちのしごとは「ロゴマークをつくること」とそれをちゃんと日々の活動に落とし込んでいく、いわゆる「育てる」という2つあると考えています。
例えば、ロゴマークだけデザインして、ありがとうございましたお疲れ様でした！だけでその先のサポートがなかったらとイメージするとどうでしょうか？

木村： そうですね。人にもよると思うんですけど、僕なんかは自分一人じゃ、そういったのって後回しにしてしまうので、そこで終わってたら、今みたいには絶対なってなかったと思います。僕は非常に助かりました。

おそろいのユニフォームもデザイン。

早野： ロゴマークデザイン、私に依頼されて良かったでしょうか？

木村： よかったです。はい！

早野：ありがとうございます。
あと、そのロゴマークを軸に木村さんと伴走しながらブランディングしてきましたけれど、いかがでしたか？

木村： よかったですね。はい。多分、自分一人だったら前に進めなくなってた可能性が高いので（笑）

早野： 最後の質問です。私たちのようにブランド立ち上げから継続までサポートするというスタイルは、どんな人におすすめできそうでしょうか？

木村： そうですね。社内に一緒に考えていける人がいなくて、一人で悶々と考えてしまう人には、いいとは思いますね。僕もデザインとか結構気にしてる方なんで、色々要望とか、言ってしまいたくなるんですけど、その道のプロの方に任せておいた方が間違いないって思いますね。