株式会社スタジオグラム

会社案内をつくりたいけれど、何ページで何を載せればいいの?


「そろそろちゃんとした会社案内を作ろうと思うんだけど…」

 
営業担当から上がってきたその声に、多くの経営者が頭を悩ませます。
 
事業内容、実績、代表挨拶、社員紹介、沿革・・・。載せたい情報を全部入れると冊子が分厚くなってしまう。かといって削りすぎると「情報が足りない」と言われそう。競合他社の会社案内を集めてみても、4ページのところもあれば20ページを超えるものもあって、何が正解なのかさっぱりわからない。
 
実は、この悩みにはシンプルな答えがあります。それは「会社案内をどう使うか」から考えることです。
 

 

「良さそうな会社案内」を作ろうとしていませんか?

 
会社案内作りで多くの企業が陥るのが「とりあえず良さそうなものを作る」という罠です。
 
デザイン会社に依頼すると「まず掲載したい情報を教えてください」と聞かれます。すると、つい「事業内容は必要だよね」「実績も載せないと」「代表挨拶は定番だし」「社員の顔が見えた方がいいかな」と、どんどん項目が増えていきます。
 
あれよあれよと言う間に、誰のためのものかよくわからない分厚い会社案内のできあがりです。
 
 

まずは「使うシーン」を具体的にイメージしてみましょう

 
ちゃんと使える会社案内を作るコツは、作る前に「どう使うか」を徹底的に考えることです。
 
まずは、会社案内を実際に使う部署の人たち全員を集めてください。営業部、総務部、経営企画部…。それぞれの立場で、会社案内をどんな場面で使うのかを話し合ってみましょう。
 
例えば:

営業部「新規の訪問先で、会社概要を簡単に説明するときに使いたい」
総務部「求人の応募者に会社の雰囲気を伝えたい」
経営企画部「金融機関への提出資料として使いたい」

 
同じ「会社案内」でも使う目的がこれだけ違います。全部を1冊で済ませようとするから、どっちつかずなものになってしまうのです。
 
 

使用シーンが決まれば、内容は自然と決まります

 
使うシーンが明確になれば、必要な情報も自然と見えてきます。
 
たとえば、新規営業先で「5分で会社の信頼感を伝える」ことが目的なら:
 

・必要な情報:事業内容、主要取引先、実績数字、会社の強み
・ページ数:4〜8ページ程度(さっと読める分量)
・WEBとの連動:詳細情報はQRコードでWEBサイトへ誘導
・使用頻度:月50〜100部程度

 
このように具体化していくと「何を載せて、何を載せないか」の判断基準がハッキリします。
 
「沿革を載せるか?」と迷ったら「5分で信頼感を伝える」という目的に照らし合わせればいい。創業50年の歴史が強みなら載せる価値があるし、そうでなければWEBサイトに任せればいいのです。
 
 

「なんか良さそう」と「ちゃんとしてる」を両立させる

 

 
会社案内で大切なのは「なんか良さそうな会社だな」という好印象と「ちゃんとしてる会社だな」という信頼感を両立させることです。これは、企業ブログやメールマガジンと同じ考え方ですね。専門性を示しながら親しみやすさも忘れない
 
具体的には:
・「良さそう」のために:写真を多めに、読みやすいレイアウト、会社の雰囲気が伝わる工夫
・「ちゃんとしてる」のために:数字の裏付け、実績の明示、わかりやすい事業説明
 
地元で人気のパン屋さんが、おいしそうなパンの写真と一緒に「創業30年」「地元産小麦100%使用」という情報をさりげなく伝えるように。信頼感と親しみやすさは、対立するものではありません。
 
 

デザインは誰に頼む?

 
内容と目的が固まれば、あとはデザインです。
 
社内でパワーポイントやCanvaを使って作ってもいいですし、デザイン会社に相談してもいいでしょう。大切なのは「誰に、何を、どう伝えるか」が明確になっていること。
 
もし会社案内作りをきっかけに会社全体の見せ方を整理したいとお考えなら、それはブランドアイデンティティを見直す良い機会かもしれません。会社案内だけでなく、WEBサイトや名刺、提案資料まで一貫性のある印象を作ることができればさらに信頼感は高まります。
 
 

まとめ:使うシーンから逆算すれば、迷わない

 
「何ページで何を載せればいいか」という質問には、残念ながら万能な答えはありません
 
ですが「誰が、どこで、どう使うか」を徹底的に考えれば、自然と答えは見えてきます。使わない会社案内ほどもったいないものはありません。まずは使う人全員を集めて30分でいいので話し合ってみてください。「そういえば、こんな場面でも使えるかも」という発見があるはずです。
 
そして、できあがった会社案内が本当に使われているか定期的に確認することも忘れずに。使われてこそ、初めて「ちゃんと使える会社案内」になるのですから。

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