Brand Design lab.
ブランドデザイン研究所
福岡でブランディングに強い会社の選び方|デザイン会社との違い
Type Something
2026/5/3

「ロゴを新しくしたい」
「そろそろホームページも古くなってきた」
どこに相談したらいいの?
そんな相談を福岡の経営者の方からいただくとき、私たちがまず伺うのは「どこに頼むか」ではなく「何のために頼むか」です。実はこの順番を間違えると、せっかく時間とお金をかけたのに、期待していたような変化が起きない……ということが少なくありません。
今日は「デザイン会社」と「ブランディング会社」の違い、そして福岡で会社選びをするときに見るべきポイントについて、なるべく分かりやすくお話しします。
「デザイン会社」と「ブランディング会社」は何が違うのか
まず、多くの経営者の方が混同されがちなポイントからお話しします。
デザイン会社は、基本的に「形にすること」が専門です。ロゴのデザイン、名刺のレイアウト、ホームページの見た目。依頼した通りのものを、高いクオリティで仕上げてくれます。
一方でブランディング会社は「形にする前」の工程にも重きを置きます。それが、私たちが「みつける」と呼んでいるフェーズです。お客様は何を求めているのか、競合他社と自社は何が違うのか、そもそも自社が本当に伝えたい価値は何なのか。この「選ばれる理由」を言語化してから、初めてロゴやWEBサイトという形に落とし込みます。
つまり、デザイン会社に「かっこいいロゴを作ってください」と依頼すれば、かっこいいロゴはできます。しかしそのロゴが「なぜお客様に選ばれる会社になるためのロゴなのか」という理由づけまでは、担当範囲に含まれていないケースがほとんどです。
この違いについては、私たちの独自メソッドをまとめた記事[「みつける・つくる・そだてる」とは?中小企業のためのブランドづくりの方程式]でも詳しく解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。
なぜ「みつける」を飛ばすと、うまくいかないのか
よくあるご相談として「以前ロゴとホームページを一新したのに、問い合わせが増えなかった」というお声をいただくことがあります。
原因の多くは、見た目の完成度ではなく、そもそも「誰に、何を、どう伝えるか」が固まらないままデザインに進んでしまったことにあります。社長のイメージだけでロゴの色を決めたり、担当者の好みでホームページの構成を組んだりすると、出来上がったものは綺麗でも、それを見たお客様の心には届きません。
デザインは「機能的価値(頭で理解する価値)」を整えることはできますが「情緒的価値(心で理解する価値)」、つまりお客様が「この会社にお願いしたい」と感じる部分まで作り込むには、事前の設計が欠かせないのです。
福岡で会社を選ぶときに見るべき3つのポイント
では、実際に福岡で依頼先を探すとき、何を基準に選べばよいのでしょうか。私たちが考える3つのポイントをご紹介します。
1. ヒアリングにどれだけ時間をかけているか
見積もりの打ち合わせが1回きりで、すぐに「では制作に入ります」という会社は、デザイン先行型である可能性が高いです。逆に、経営理念や創業の経緯、競合との違いなどを丁寧に聞いてくれる会社は、ブランディングの視点を持っていると考えてよいでしょう。目安として、契約から納品まで数ヶ月かかる場合、それはヒアリングに数日〜数時間をかけている証拠でもあります。
2. 「なぜこのデザインなのか」を説明できるか
提案されたロゴやサイトのデザインに対して、「なぜこの形なのか」「なぜこの色なのか」という理由を、感覚ではなく言葉で説明してくれるかどうかも大切な判断材料です。理由が明確な会社は、事前に「みつける」フェーズをきちんと踏んでいます。
3. 制作後の「そだてる」まで視野に入れているか
ロゴやサイトは、完成した瞬間がゴールではありません。作った後、どう運用し、どう育てていくかという視点を持っているかどうかも重要です。この「そだてる」という考え方については、「[ブランディングは作って終わりじゃない|「そだてる」を仕組み化する社外広報課:リンク先URL]」で詳しく紹介しています。
「地域密着」であることの意味
余談ですが、私たちスタジオグラムは基本的に福岡市内をサービスエリアと決めています。これは事業を広げないためではなく「会いに行ける距離を大切にしている」という考え方によるものです。
ブランディングは、資料のやり取りだけで完結する仕事ではありません。経営者の想いや、社内の空気感、現場で働く方々の表情——そうしたものを直接感じ取ることが、言語化の精度を大きく左右します。オンラインだけの打ち合わせでは拾いきれない情報が、実は一番大事だったりするのです。
福岡で会社を探されている場合は、実際に足を運んでもらえる距離にある会社かどうかも、選ぶ基準のひとつにしていただければと思います。
依頼先を決める前に、社内で整理しておきたいこと
最後に、どの会社に依頼するとしても、事前に社内で整理しておくと打ち合わせがスムーズに進むポイントをお伝えします。
自社が「誰に」選ばれたいのか(ターゲットの解像度)
競合他社と比べて、何が違うと思っているか
今の会社の課題は「新規獲得」なのか「採用」なのか「社内の意思統一」なのか
これらが明確なほど、ヒアリングの精度が上がり、結果としてブランディングの成果も出やすくなります。この準備については[ブランド戦略パートナーに依頼する前に準備すべき3つのこと]でさらに具体的にまとめていますので、参考にしてみてください。
まとめ
デザイン会社とブランディング会社の違いは「形にする前の設計」をどれだけ丁寧に行うかにあります。ロゴやホームページのクオリティだけでなく、「なぜそのデザインなのか」を説明できるかどうか、そして完成後の「そだてる」まで見据えているかどうかを、ぜひ会社選びの基準にしてみてください。
私たちスタジオグラムでも、「みつける・つくる・そだてる」というプロセスを大切に、福岡の中小企業の皆さまのブランドづくりをお手伝いしています。
より詳しい内容は、無料小冊子「みつける、つくる、そだてる|お客様に選ばれ、愛され続けるブランドづくりの方程式。」でもご紹介していますので、あわせてご覧ください。
みつける つくる そだてる
お客様に選ばれ、愛され続けるブランドづくりの方程式。

・ブランドって何?
・マーケティングとどう違うの?
・デザイン会社って何をしてくれるの?
・お客様に選ばれるために何すればいいの?
そんな疑問にお答えする小冊子を代表早野が書きました。
創業16年・50社を超える継続クライアントと1000件を超える案件から導き出した「ブランディングを成功に導く方程式」を無料でお届けします。
期間限定
|
小冊子を無料で受け取る。
この記事を書いた人
早野 悠
Hayano Yu

株式会社スタジオグラム 代表取締役
ブランドマネージャー認定協会トレーナー
コミュニケーションノイズを無くし、争いのない社会を目指してブランディングに取り組んでいます。福岡市を拠点に、3ステップでつくるブランディング×マーケティング手法で述べ60社をお手伝いしてきました。
好きな言葉:知足/縁起
好きなこと:国内海外旅行/写真/温泉/散歩
この著者の記事一覧



