Brand Design lab.
ブランドデザイン研究所
Googleビジネスプロフィールの最適化とブランディングの関係
Type Something
2026/6/8

「うち、Googleマップで検索すると、写真も情報も何年も前のままで恥ずかしいんですよ。」
福岡市内で店舗を構える経営者の方から、そんな苦笑い混じりの相談をいただいたことがあります。ホームページはきれいにリニューアルしたのに、地図アプリで検索したときに出てくる情報は放置されたまま。実はこの状態、地域のお客様に一番見られている場所を、一番おろそかにしているという、もったいないケースなのです。
「検索したときの第一印象」を決めているのはどこか
クライアントからの相談を振り返ると「地域で選ばれたい」という思いを強くお持ちの方がほとんどです。そうした企業にとって、実はホームページよりも先にお客様の目に触れているのが、Googleビジネスプロフィール(検索結果やマップに表示される会社情報)であることが少なくありません。
「〇〇(業種) 福岡」で検索したとき、地図と一緒に表示される情報、口コミの星の数、写真の雰囲気。これらは、ホームページを開く前の「入り口の印象」をすべて決めてしまいます。どれだけ丁寧にブランドをつくり込んでも、この入り口が古い写真や空欄だらけの情報のままでは、そこで信頼を落としてしまいかねません。
最適化とは「情報を埋める」だけではない
Googleビジネスプロフィールの最適化というと、「営業時間や住所を正確に入力すること」だと思われがちですが、それはあくまで最低限の話です。私たちが大切だと考えているのは、そこに表示される情報が「ブランドの世界観」とちゃんと一致しているかどうかです。
例えば、写真一つとってもそうです。スマートフォンで適当に撮った暗い写真が並んでいるのと、外観・内観・スタッフの様子が統一感を持って並んでいるのとでは、同じ会社でもまったく違う印象を与えます。
これは、以前[公式LINE・Instagramを「世界観」で統一すべき理由]でお話しした考え方と、実は同じ話です。SNSもGoogleビジネスプロフィールも、お客様との接点である以上、そこに映る雰囲気は会社の「らしさ」から外れてはいけません。
押さえておきたい3つのポイント
1. 写真は「らしさ」が伝わるものを選ぶ
外観・内観・代表者やスタッフの雰囲気が伝わる写真を、定期的に更新することが理想です。特に対面でのやり取りが重要な業種であれば、「どんな人が対応してくれるのか」が見える写真は、安心感につながります。
2. 説明文には「選ばれる理由」を書く
ビジネス概要の欄には、業種や住所だけでなく、その会社が何を大切にしているのかを短く書き添えることができます。ここも、キャッチコピーと同じように「選ばれる理由」を意識して言葉を選ぶ場所です。言葉づくりの考え方は[キャッチコピー・タグラインのつくり方|一言で「らしさ」を伝える技術]でも詳しく解説しています。
3. 口コミへの返信も接点のひとつと捉える
口コミへの返信を、事務的な定型文で済ませてしまう会社は少なくありません。しかし、この返信の言葉遣いや姿勢も、会社の人柄が伝わる立派な接点です。丁寧な返信が積み重なっている会社は、それだけで「対応が誠実そうだ」という印象を与えます。
SEOとブランディングは、実は同じ方向を向いている
「Googleビジネスプロフィールを整えるのはSEO・MEO対策でしょう?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。もちろん検索表示という意味ではその通りなのですが、私たちはこれを単なるテクニックの話だとは考えていません。
検索結果に表示される情報を丁寧に、一貫性を持って整えていくこと自体が、ブランドを「そだてる」という工程の一部です。以前ご紹介した[SEO対策ブログが中小企業のブランディングに効く理由]でも触れましたが、地域で指名される会社になるための接点は、ホームページの中だけにあるわけではありません。むしろ検索結果に表示される小さな情報の積み重ねこそが、日々のブランドづくりそのものなのです。
まとめ:小さな接点こそ、放置しない
Googleビジネスプロフィールは、一度整えたら終わりというものではありません。写真の入れ替え、口コミへの返信、投稿機能を使った情報発信など、地道な更新を続けることで、地域のお客様に「ちゃんとやっている会社だ」という安心感を届け続けることができます。
私たちスタジオグラムでは、こうした日々の接点の運用も含めて、ブランドを「そだてる」ための伴走支援を行っています。ホームページのリニューアルだけでは届かない、検索結果というもう一つの入り口についても、ぜひ一緒に見直していきましょう。
無料小冊子「みつける、つくる、そだてる|お客様に選ばれ、愛され続けるブランドづくりの方程式。」では、日々の接点をどう育てていくかについても解説しています。ご興味のある方は、以下からダウンロードしてご覧ください。
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この記事を書いた人
早野 悠
Hayano Yu

株式会社スタジオグラム 代表取締役
ブランドマネージャー認定協会トレーナー
コミュニケーションノイズを無くし、争いのない社会を目指してブランディングに取り組んでいます。福岡市を拠点に、3ステップでつくるブランディング×マーケティング手法で述べ60社をお手伝いしてきました。
好きな言葉:知足/縁起
好きなこと:国内海外旅行/写真/温泉/散歩
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