自社ドメインを取得したら、メールアドレスはどうすればいい?
このようなご質問をいただくことがあります。
ドメインを取得するという一歩を踏み出されたこと、素晴らしいですね。今回は、独自ドメインのメールアドレスへの移行について、分かりやすくお伝えします。
目次
結論:独自ドメインのメールアドレスを作りましょう
まず結論からお伝えすると、独自ドメインでメールアドレスを作成することを強くおすすめします。
せっかくドメインを取得されたのですから、それを最大限に活用しない手はありません。
具体的には、以下のようなアドレスの作成を検討してみてください。
・個人用:yamada@yourcompany.co.jp(あなたの名前@会社ドメイン)
・会社代表用:info@yourcompany.co.jp
なぜGmailをオススメしないのか?
「今までGmailで十分だったのに、なぜわざわざ変える必要があるの?」と思われるかもしれません。
もちろん、Gmailが悪いわけではありません。使いやすいですし機能も充実しています。
ただ、ビジネスの信頼性という観点で考えると話は変わってきます。
少し想像してみてください。
名刺交換の場面で取引先の方の名刺に印刷されているメールアドレスが、
tanaka-12345@gmail.com
tanaka@abc-corp.co.jp
どちらのほうが、プロフェッショナルな印象を受けるでしょうか?
多くの方が後者だと感じるはずです。
独自ドメインのメールアドレスは、「しっかりとした会社だな」という安心感を相手に与えます。特に、年商数億円規模の企業であれば、この第一印象は無視できません。

具体的にどう進めればいい?
では、実際にどのように進めていけばよいのでしょうか。ステップごとに見ていきましょう。
ステップ1:どのメールアドレスを作るか決める
まずは、どんなメールアドレスが必要か整理しましょう。
最低限必要なのは:
・あなた個人のアドレス(例:社長の名前@ドメイン)
・会社の代表アドレス(例:info@ドメイン)
info@のアドレスは、ホームページのお問い合わせ先や、採用情報の連絡先として使用できます。
「この会社に連絡したいけど、誰宛に送ればいいんだろう?」と迷っている方への窓口になります。
ステップ2:メールアドレスを作成する
ドメインを管理しているサービス(例:お名前.com、さくらインターネットなど)で、メールアドレスを作成します。
多くのサービスでは、管理画面から簡単に作成できます。
もしITに詳しいスタッフがいない場合は、ホームページを制作した会社やITサポート会社に相談してみてください。
ステップ3:移行期間を設ける
ここ重要なポイントです。
いきなりGmailの使用をやめるのではなく、移行期間を設けましょう。
おすすめの進め方は:
2.新しい名刺を作成し、新アドレスを記載
3.新規の取引先には新アドレスを案内
4.既存の取引先には、メールの署名に「新しいアドレス:〇〇@△△.co.jp」と記載
5.3〜6ヶ月ほど両方を併用
6.Gmailに届いたメールには「今後は新アドレスへお願いします」と返信
7.徐々にGmailの使用頻度を下げていく
焦る必要はありません。大切な取引先とのやり取りが途切れないよう、ゆっくりと移行していきましょう。

Gmailは完全に使わなくなる?
「じゃあ、Gmailのアカウントは削除するんですか?」というご質問もあるかもしれません。
答えはNOです。
Gmailアカウントは残しておいて大丈夫です。
移行後も、以下のような使い方ができます:
・個人的な用途(プライベートな連絡)
・バックアップ用の連絡先
・各種Webサービスへの登録用
ビジネスの正式な連絡には独自ドメイン、それ以外にはGmail、という使い分けをすれば良いのです。
最後に:ブランディングの第一歩
メールアドレスの変更は、小さな変化のように感じるかもしれません。
でも実はブランディングの大切な第一歩なのです。
名刺、ホームページ、メールアドレス。
こうした一つひとつが、お客様や取引先に「この会社はどんな会社なのか」というイメージを伝えています。年商数億円規模の会社として、次の10年、20年を見据えたとき、こうした細部への配慮が、信頼される企業づくりにつながっていきます。
独自ドメインのメールアドレス、ぜひ前向きに検討してみてくださいね。