福岡のブランドづくりのパートナー。
株式会社スタジオグラム | ブランディング・ロゴ・WEB etc 

ホームブランドデザイン研究所

その瞬間にしか撮れない写真が、会社の「これから」を変える話。

Brand Design lab.

ブランドデザイン研究所

その瞬間にしか撮れない写真が、会社の「これから」を変える話。

Type Something

2026/7/6

池のほとりに、100人を超えるスタッフが集まりました。

曇り空でも、緑はやわらかく輝いていて。
全員が手で企業名のイニシャルをつくって、カメラ目線で笑っている。
その写真を見たとき、胸のどこかがじんとしました。

ある会社の50周年に合わせて撮影した集合写真です。



創業から50年、半世紀の節目を迎えるにあたって、
スタジオグラムに周年行事の全体プロデュースご相談をいただきました。

この記事を読んでいるあなたは、

もしかしたら「周年行事をどう活かせばいいのか、まだぼんやりしている」
という経営者の方かもしれません。

そんなあなたに、この一枚の写真が教えてくれたことをお伝えしたいと思います。

集合写真は「物語」。

集合写真というと、どんなイメージがありますか?

年賀状の一枚。

研修の記念。

社内報のコーナー。


どこか「記録」として扱われてきたもの、という感覚がある方も多いと思います。

でも、私たちはこう思います。
集合写真は、物語です。

100人がそこに立っているということは、
100人がその会社を選んで、
今日もそこで働いているということ。


それぞれに生活があって、家族がいて、夢があって。
その全員が「この会社のために」と集まれる。
そのこと自体が、すでに一つのドラマです。


50年という歳月の中で、この会社はどれだけの人と出会ってきたでしょうか。
何人の社員が入り、何人が巣立っていったか。
どれほどの取引先と信頼を積み上げてきたか。
その重みが、一枚の写真の中に静かに宿る。


写真は「その日を生きた人たちの、生きた証」。

「その瞬間」は、二度と来ない

撮影当日、池のほとりに全員が集合するまで、少し時間がかかりました。

部署ごとに声をかけ、外回りから戻ったスタッフを待ち、遠方から駆けつけてくれた方もいた。それでも全員がそろって、一斉にカメラを向いたその瞬間、

——その場の空気は、言葉にするのが難しいほど特別でした。

少し肌寒い春の午後。

池の水面が静かに揺れていて。
カメラマンの「せーの」に合わせてみんなで手文字をつくって笑った。

その瞬間は、もう二度と来ません。

来年には、転職する人もいるでしょう。
新しく入社する仲間も増えるでしょう。体制が変わることもあるかもしれない。
この100人が、この場所に、この空気の中で一緒にいられる瞬間は、今日しかない。

だから、撮りましょう。

周年行事の集合写真が持つ力は、「この会社の今」を永遠に残すことができること。
その一枚は、10年後、20年後に見返したとき、きっとみんなの心に響くものになるはずです。

ブランドは、「外向け」だけではない

経営者の方と話していると、
ブランディングというと「ロゴを変える」「ホームページをリニューアルする」
というイメージを持たれていることが多いです。

もちろん、それも大切なことです。

でも、本当のブランドは、もっと内側から育つものだと私たちは考えています。

「自分たちはどんな会社なのか」

「何を大切にして、どこへ向かっているのか」

——そのことを、社員一人ひとりが理解して、誇りを持って語れるようになること。
これが、ブランドの本質です。

50周年という節目に、全社員が一堂に会して写真を撮る。
その行為は、単なるイベントの演出ではありません。


「私たちはここにいる」
「この会社を一緒につくっている」

という共通の記憶を、全員の中に刻む行為なのです。

集合写真は、対外的なPR素材である前に、社内のブランド体験そのものです。

「なんとなく節目だから」から「意味のある転換点」へ

創業30周年、40周年、50周年。

多くの会社が、節目の年に何かしらの行事を行います。
パーティーを開いたり、記念品をつくったり、OBを招いたり。
それ自体はとても素晴らしいことです。

でも、少しだけ立ち止まって考えてほしいのです。

その行事は、終わったあとに何かを残せていますか?

お客様の記憶に、残っていますか?
社員の誇りに、つながっていますか?
次の10年への、布石になっていますか?

周年行事は、「過去を祝う場」であると同時に、
「未来へのブランド宣言」にもなり得る。


そのためには、仕掛けが必要です。
何をどう発信するか、どんな写真を残すか、どんなストーリーで語るか。
その設計こそが、ブランドデザインの仕事です。

一枚の写真が、採用を変え、取引を変える

この集合写真は、撮ったあとにどう使われるのでしょうか。

祝賀会の会場に飾られる。ホームページに掲載される。

社史に収められる。採用ページに使われる。

取引先への挨拶状に添えられる——。

一枚の写真が、様々な場面で「この会社」を伝える素材になります。

そのとき、写真の質と、写真に込められた意図が、受け取る人の印象を大きく変えます。

「なんか人がたくさんいるな」で終わる写真と、

「この会社、いい雰囲気だな。働いてみたいな」
「この会社と付き合ってよかったな」
と思わせる写真。

その差は、撮り方だけではなく、そこに至るまでの設計にあります。

どんな場所で、どんな服装で、どんな表情で、どんな想いを込めて撮るか。
それを丁寧に考えることが、写真をブランド資産に変えるのです。

最後に——「今」を大切にする会社だけが、次の50年をつくれる

池のほとりの集合写真を、もう一度思い浮かべてください。

100人を超えるスタッフが、寒い春の午後に外に出て、
ちょっと照れくさそうに手文字を作って笑っている。

その写真を見たとき、私はこう思いました。

この会社は、大丈夫だ。

50年間、人を大切にしてきたから、こんなに人が集まれる。
これからも、その積み重ねが続いていく。

あなたの会社にも、きっと同じものがあります。
長年かけて育ててきた信頼。一緒に乗り越えてきた苦労。笑い合った記憶。
それらは全部、ブランドの種です。

周年行事は、その種を形にする、最高のタイミングです。

「何かをはじめなければ」という感覚があるなら、その直感は正しい。
ただ、何からはじめていいかわからないなら、
まずは「今の自分たちを、ちゃんと残す」ことからはじめてみてください。


その一枚が、次の50年の出発点になるかもしれません。

みつける つくる そだてる
お客様に選ばれ、愛され続けるブランドづくりの方程式。

・ブランドって何?

・マーケティングとどう違うの?

・デザイン会社って何をしてくれるの?

・お客様に選ばれるために何すればいいの?

そんな疑問にお答えする小冊子を代表早野が書きました。
創業16年・50社を超える継続クライアントと1000件を超える案件から導き出した「ブランディングを成功に導く方程式」を無料でお届けします。

期間限定

小冊子を無料で受け取る。

この記事を書いた人

早野 悠

Hayano Yu

株式会社スタジオグラム 代表取締役
ブランドマネージャー認定協会トレーナー

コミュニケーションノイズを無くし、争いのない社会を目指してブランディングに取り組んでいます。福岡市を拠点に、3ステップでつくるブランディング×マーケティング手法で述べ60社をお手伝いしてきました。

好きな言葉:知足/縁起 
好きなこと:国内海外旅行/写真/温泉/散歩

この著者の記事一覧

    arrow_forward

    Top

    期間限定小冊子  無料プレゼント