スタジオグラムが考える、ブランドにまつわる用語をできるだけわかりやすく解説。
追加継続中。
【あ】
【か】
◯価値(カチ)/Value
価値は2つに分けて捉える。
>機能的価値:いわゆるスペックや機能性など数値などで測れる価値。
例:スマホのカメラが高解像度になった。 10メガピクセル→20メガピクセル。
>情緒的価値:心で感じる数値では測れない価値。
例:スマホを変えて写真撮ったら、自分の子供がすごくきれいに写った!
かつては機能的価値の伝達のみで商品は売れていたが、
今はスペック的には大きな差を生み出しにくい時代。
いかに情緒的価値を伝えることができるか?がブランドになれるかの分かれ目。
◯関係性(カンケイセイ)
お客さまとの関係性をつくる方程式は、[伝えたい内容]×[媒体]×[時間軸]。
・創業5年後の存続率は14.8%
・創業10年後の存続率は6.3%
・創業20年後の存続率は0.4%
・創業30年後の存続率は0.021%
国税庁まとめ
【さ】
◯責任(セキニン)
弊社はあくまでデザイン会社です。ブランディングされた(売れる仕組みを持った)会社をつくるために、売上目標などの経営的なお話もしますし、スタッフさんと経営者との間に立ち潤滑油になったりもしますが、私たちの商品はカタチがあるモノであり、心に残る企画であり、目に見える具体的な価値を持つものです。関連記事
◯情報発信(ジョウホウハッシン)
情報発信は仕事、です。
商品やサービスの質や精度を上げることはもちろん大事です。
同じくらい大事なことが、情報発信=伝えること、です。
伝える精度を上げるためには言葉やビジュアル表現を練ることから始まります。表現にゴールはありません。日々考え続け伝え続けることしかない。
日々の積み重ねを、ブランドに。
そのために私たちがいます。
【し】
◯心的飽和(シンテキホウワ)
私たちの脳は同じ刺激が何度も繰り返されると反応が徐々に弱まってゆく。
つまり、同じことの繰り返しは飽きる。
名刺のデザインを毎年変更す会社は、新しい刺激を受けることで心的飽和を避けているということ。
【た】
◯デザイン Design(英)
美しい関係性をつくること。
見た目の美しさだけではなく、何かと何かをつなぐ存在として機能すること。
◯自分の土俵(ジブンノドヒョウ)
◯積み重ねる(ツミカサネル)
ブランドをつくるための2つのフェーズ。
方向性を定めて積み重ねる。
これらの継続と試行錯誤しかありません。
【な】
◯ニーズ Needs(英)
日々の生活や仕事の上で感じる「現状の不満や不安、不便」と「理想的な状態」とを比較したときのギャップを埋めたいと思う欲求のこと。ニーズは2種類に分けられ、顕在ニーズ(認知できている欲求)と潜在ニーズ(今は認知できていないが目の前に置かれると表面化する欲求)がある。
顕在ニーズを満たす価値の提供はハードルが低い。
潜在ニーズを満たす価値の提供はハードルが高い。
【は】
◯ファン Fan(英)
ある世界観を共有し、
コミュニケーションノイズが少ない特定多数の集団のこと。
ブランディングはファンづくり。
商品・サービス提供側からみたファンとは?:お客さまの人生の一部になること。
ファンからみた商品・サービスとは?:人生の一部であること。
人生の一部になるほどの価値を提供し続けること=ブランドづくり。
お客さまの心の中に生まれる心象。
プラスの場合もあればマイナスの場合もある。
ここをコントロールしてゆくことがブランドマネージメント。
消費者・顧客に選ばれ続けるためのあらゆる活動。目的は一体感。
「ブランディング」に関しては世の中にはいろんな解釈がありますが、弊社ではこう捉えています。
一般的なブランドの作り方をサラっとご紹介すると、
1.自社や自分のルーツ・ヒストリー・ポリシーの棚卸し。
2.顧客の選別
3.商品の選択
4.集客
5.見込み客フォロー
6.販売
7.継続的な顧客化
ブランディングの目的は一体感。
そのためにブランドストーリーを作り、ロゴマークをつくり、マテリアルをつくる。
そこに規模や業種業態は関係ない。
経営理念から一貫したマーケティング、ブランディング戦略を構築することで、売れ続ける仕組みをつくるという考え方
関連記事
競争激しいレッドオーシャンをの中でひょこっと頭を出して辺りを見回した時に、誰も居ないぽっかりとした穴のようなもの。
関連記事
組織内での情報伝達の精度・スピード・タイミングを取り締まるための言葉。
使用例「ホウレンソウはどうした!ホウレンソウは!!」と部下が上司に怒られる。
報連相は会社の血液、だと考えています。
【ま】
◯ミッション Mission(英)
ビジョン、ミッション、バリューのブランド御三家のひとつ。
「使命」と約されることが多い。
弊社のミッションは、
価値のある商品やサービスが、必要とされる人に届くために、ブランディングを行い、その結果としてのデザイン(ネーミング、ロゴマーク、名刺、会社案内、WEBサイトなど)を提供すること
関連記事
【や】
【ら】
◯らしさ
「◯◯らしさ」、昨今マーケティング業界で良く聞かれる言葉。
独自性を表すが、一歩間違えると自己中ブランディングに陥る可能性アリ。
血で血を争う競争状態のこと。3大牛丼チェーンの価格競争が良く例に挙げられる。
対義語はブルーオーシャン。