
Photo by Bastian Ignacio Vega Cani on Unsplash
昨日、ある発見をしました。
それは、「いつかやろうやろうと思っていた」ことを「今やる!」に変える方法です。
私はランニングが趣味とは言えませんが、たまに思い立った時に走ります。
3kmくらいですけど、息を上げて汗をかくと頭と身体がスッキリします。
ですが、忙しさのせいにしてここ数週間は走れていませんでした。
そんなある日、私が外出する時、玄関で妻が言いました。
「このランニングシューズ、使わなさそうだから、しまうね」
・・・・走ろう!
この瞬間、私の身体をまさに走り抜けた思いは「走ろう!」でした。
そして次の日、数週間ぶりに走りました。息切れしながら汗かきながら気持ちよく。
どんなにエクササイズのCMや広告を見ても結局動き出さなかったのに。。。
当たり前が目の前から消える時、行動する。
目の前にある当たり前が無くなると、途端に惜しいという気持ちが芽生える。 その気持ちが強ければ強いほど、行動力は比例する。
コレは何なのか?
この衝動的かつ強力な行動力の源、うまく日常的に使えないものか?
例えば、
・目の前から○○を隠してみて、焦りや後悔、惜しさを引き起こす。
・○○が無くなったら、、、と脳内でシミュレーションしてみる。
・誰かに○○を隠してもらうよう頼む。
・リマインダで○○が無くなったら、、、と表示させる。
こんな方法で、「いつかやろう」を「今やる!」に変えることができるかもしれません。
「まんまるな正円」より「少しかけた円」に人は注意が向く。
人の脳は完成されたものより、未完成のものに注意が向きます。そこに想像力を働かせる余地があるからです。
日常生活にぴっちり収まっていたパズルのピースがひとつ欠ける、という現象が思考や行動のスイッチになる。そのスイッチを自分でオンオフできるようになれば、強いですよね。
ということで、行動の裏側にある気持ちを考えてみました。
○○が無くなったら、、、と想像してみるだけでも行動が変わると思います。
ビジネスで言えば、
優良顧客の○○会社がいなくなったら、、、
トップ営業マンの○○さんがいなくなったら、、、
○○という売れ筋商品が無くなったら、、、
などと想像すると、日々の作業がちょっと変わるきっかけになるかもしれません。
私もパソコンが無くなったら、、、と想像するとゾッとしますが、そんな瞬間がくるかもとあらかじめ考えておくだけでも、先手が打てますよね。