株式会社スタジオグラム

朝の会からはじめるインナーブランディング。


 

私たちの会社では「朝の会」を日々行っています。

 

社内的にはとてもプラスの効果を感じられたので、
これは!と思い「合同朝の会」をやってみました。
クライアントと早朝から集合して一緒に朝の会を行う、という取り組みです。

 

まだはじめたばかりですが、
すぐに変化を感じたのでシェアしたいと思います。

 

「社内の空気が何か重いなぁ。。」と感じている企業の参考になればと思います。

 

話し合うことは想像以上に業務を円滑にしてくれます。
隣の人が何を考えているか?をなんとなく知っていれば
声をかけるタイミングや情報を出す順番も変わってきますよね。

 

インナーブランディングは情報の風通しが良い会社が成功します。
朝の会はブランド会社の土台をつくるための一つの取り組みです。

 

 

朝の会をはじめたきっかけ

 

社内で朝の会を初めて5ヶ月になります。(※2021年6月で1年3ヶ月になります。200回を超えました)
出張などで不在の場合を除き、スタッフが揃えば必ず行うようにしています。

 

日々テーマを決めて、各スタッフが交代で話し、
内容を振り返るためにホワイトボードに書いてゆきます。
(ホワイトボードは会議の必須アイテム。最強です。
ホワイトボードを普及させ隊を結成したいくらいです)

 

時間は最短10分〜最長1時間半ほど。
その日の仕事量に合わせて時間調整しています。

 

が、話が白熱しすぎてうっかり時間オーバー、、、
なんてこともよくあります。

 

 

そんな取り組みを5ヶ月間続けてみて、プラスの効果を実感できたので、
クライアントに一緒に朝の会しませんか?と提案してみました。

 

そうやって始まった合同朝の会の2回目が先日終わった時点での感想です。

 

 

コミュニケーションの窓を開ける

 

どんな変化が起こったか?
ひとつたとえ話をしたいと思います。

 

 

古い家って開きにくい窓ありますよね?
窓が開かないってことは、中の空気が流れなくて淀んでいる状態です。

 

実は家の中にずっと居るとその空気の重さに気づきにくいのですが、
外から入ってきた人にはその淀みがすぐわかります。

 

 

空気が動いていなくて、なんだかズー――ンと重い。。。

 

 

そんな中で新しいアイデアや前向きな思考になるはずはありません。
だから、窓を開けて外の風を取り込んであげることが必要だと思うんです。

 

重い空気が少しずつ動き出して、新しく新鮮な空気が入ってくることで、
あ、自分たちの空気って動いてなかったんだ!と気づきます。

 

そうしたら、
人はもっと新鮮な空気が欲しい、
風通しをよくしよう、
と積極的に動き始めます。

 

その最初のきっかけが、
動かない窓の鍵を下ろして、窓を少しでも開けること。
錆びついて動かなければ、油を挿してあげること。

 

朝の会はそんな効果があるんじゃないかと、
クライアントと話していて感じました。

 

 

朝の会の流れ

 

参考までに私たちの朝の会の流れをご紹介します。

 

・事前準備
「今日の人(司会&前に出て話す人)」を決めておく。

 

・当日集合

・挨拶(今日の人が進める)

・元気?と声がけしながら、それぞれの顔色をチェックする

・今日の人が話しはじめて、良いタイミングで他の人が話を重ねてゆく

・気づいたら1時間くらい経っている

 

※注意点
・一人の人が話しすぎないように、
一言も喋らない人がでないように全体を見る人が一人は必要。
・時間を区切る。
・今日の仕事が待っている。
・最後は気持ちが上がるように締める。

 

 

実感している効果

 

・人前で話す練習になる

 

・ネタを探す練習になる

 

・仕事モードに入るスイッチになる

 

・誰が何を考えているかがわかる

 

・伝えたいことをいろんな例えで話せる(経営者向け)

 

 

私たちの社内では5ヶ月(1年3ヶ月、200回を超えました)続けて、こんな効果を感じています。
固まった空気をほぐして、みなさんの会社が元気になってくれれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

早野悠

1980年福岡県福岡市生まれ、熊本県阿蘇郡育ち。東京農業大学卒。住宅関連空間デザイン企業設計部→欧州遊学→中国上海デザイン事務所→帰国後独立。早々に「見た目だけを整えるデザイン」の限界を知る。現在は「問題解決のためのブランドデザイン」を体得し、企業・商品・サービス・地域のブランドづくりに人生を捧げている。

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