自己紹介ムービーが効果を生む人とそうでない人の違い。
先日、私たちが新しくスタートするサービス説明のために自己紹介動画を撮影しました。これが予想以上に難しかったので、その解決策を模索する話です。
自己紹介ムービーを撮影した方がよい人とそうでない人の違いも
発見したので合わせてお伝えしたいと思います
まずは私の人生初の自己紹介ムービーを見てください。
自己採点は30点です。
なぜか事前に準備していた言いたいことリストの半分も言えず、実際に普段の私を知っている人は「いつもの早野さんとは全然違いますね」と言われてしまいました・・・
これでは私の印象が良くなるどころかマイナスになりかねないという体験があり、解決策を考え始めました。
私が思いつく敗因は以下の2つです。
2:一人でカメラ(画角、ピント、シャッタースピードなどの各種設定)やマイク(REC入ってる?、バッテリー大丈夫?)などを気にしていたこと
ここを解消できれば、もっと普段の私が伝えられるはずです。
では具体的にどうすればよいでしょうか?
目次
そもそもインタビュー動画の目的とは?
インタビュースタイルの動画は世の中にたくさんありますが、
今回は「自己紹介のための動画」にフォーカスします。
では自己紹介が必要な人ってどんな人なんでしょうか、考えてみましょう。
「自分が何者か?を知ってもらうことでものごとがスムーズに進む人」
と言えそうです。
属人率から導く動画
この値を「属人率」という指標で表したいと思います。
・属人率が低い = その人じゃなくてもよい仕事
属人率が高い仕事とは、多くの個人事業主が当てはまります。私たちのようなデザイナーやカメラマン、飲食店のオーナーや士業なんかも属人率高そうです。
属人率が低い仕事は、一定規模以上の企業の営業マンやアルバイト、パートなどでしょうか。「その人だから依頼する < 商品・サービスの信頼性を買う」という構図の仕事に就いている人です。
ただし、企業の経営者は属人率が高いので動画をつくる価値はあると思います。
以下は早野が考える属人率です。
・社長やスタッフの人柄や能力で選ばれている中小企業:属人率70%
・一次産業の生産者:属人率30〜50%
・携帯会社の窓口スタッフ:0〜5%
つまり、
誰が?を伝えること = 信用信頼の向上に直結するサービス
は「その人」を伝える意味がある、ということです。
自己紹介動画で伝えること
さて、動画をつくった方がよい人はどんな内容を話せばよいのでしょうか?
弊社はブランドデザイン会社ですので、その視点でのおすすめの話題をお伝えします。
1:時間軸パターン
「過去ー現在ー未来」を一本の線で結び、それぞれの思いを話す。
・仕事を始めたきっかけ(過去)
・どんな理想の世界や状況を目指しているか(未来)
・その未来に向かって今どんな活動をしているか(現在)
2:キャラクターパターン
いわゆる属人性の高い情報です。
好きなコトや趣味など、放っておいても1時間くらい喋り続けることができるとよいです。
内容には興味なくても「なんだか熱い人なんだなぁ」というポジティブな印象を与えることができます。
3:1+2のミックス
1と2のいいとこ取りパターンです。
おすすめの撮影環境づくり。
私自身の経験を踏まえ、自己紹介動画を撮影する前に準備した方がよいポイントを2つお伝えします。
1:誰かに問いかけてもらう。
自分一人でカメラに向かって喋り続けることは、想像以上に緊張します。
緊張すると言いたいことが口から出てこなかったり、準備していた話が飛んだりします。
頭の中でいろんなことがぐるぐると回り始め、その結果とても固い表情で焦りながら話すことになってしまいます。
対策:
インタビュースタイルの動画を撮る。
私たちは質問に答える際、できるだけわかりやすく話そうとします。
言い回しや例え話、間の取り方などが普段の自分に近づくため、実際に会った時の違和感がありません。
事前に質問を準備することで、言い忘れもなくなりますね。
2:機材のことを気にしなくても良い環境づくり。
インタビュアーの方がカメラやマイクの設定を理解して操作できればベターです。
純粋に問いかけに答えることに集中することができます。
やってみてわかるのですが、意外と外せないポイントです。
さいごに
いかがでしょうか?
以下の3つについてお話ししました。
・動画の中で話す内容。
・おすすめの撮影環境づくり。
属人率が高いと感じる方は、ぜひチャレンジしてみてください。
私も実験を重ねながら、より伝わる手法を探してみます。
もしこの記事を見て動画を撮ってみた、という方は
一報いただけると嬉しいです^^
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