朝の会のススメ。

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ある経営者のつぶやき

定期的なブランドづくりのMTGをしていた時のこと。
ある経営者がつぶやきました。

社内コミュニケーションってどうやってますか?
大事だとわかっているけれど、そのきっかけが掴めなくて、、、」

そのつぶやきに答える流れでお話した弊社の取り組み。
参考になります、とのことでしたのでこちらでもシェアしたいと思います。



何のために会話する?

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そもそもですが、なぜ社内コミュニケーションが必要なのでしょう?

みんなどんな音楽がスキか知るため?
週末どこに遊びに行くかシェアするため?



違います。
組織が頑張る方向性を定めて行動を促すことで、より価値を生み出すチームへと生まれ変わるため、です。


会社は、価値を提供し対価を得ることで存続しています。
提供する価値が大きくなれば、対価も大きくなるでしょう。

社内コミュニケーションは価値の最大化のために行います。



何を話す?

さて社内コミュニケーション、何を話しましょう?

今日の夕食のメニュー?
昨日のテレビの結末?

いえいえもっとポジティブな話題があるじゃないですか!

「自社のブランドアイデンティティに関すること」

これこそが社内での会話にふさわしいトピックでしょう!
会社の価値に直結しますし。



会話のきっかけづくり

とはいえ、トイレから帰ってきた部下にいきなり

「ウチの会社の存在意義ってさぁ!」

と投げかけても、期待する返事は返ってこないでしょう。

「はぁ、、、」
容易に想像できる怪訝そうな部下の顔。
いきなりそんな話振られても、返答に困ります。。。


そこでオススメが「朝の会」

弊社が朝の会を始めたきっかけは、今年の4月に新入スタッフを迎えることを決めたことでした。
どうやって「会社が目指す世界観」や「デザインとは何か」を伝えようか?と頭ひねりました。

研修、という時間を取って1週間じっくり話したとしても、人間は忘れる生き物。ましてや、新人の頃は覚えることが膨大ですから、いわんや小難しい話においてをや。

じゃあ日常の中で、気づいた時に気づいた事を話したら?とも思いましたが、「気づいた時」っていつ?「気づいた時」に私が忙しかったり、スタッフが目の前の仕事に一所懸命で心ここにあらずだと意味がありません。


で、たどり着いた「朝の会」というわけです。
毎朝9:45から15分程度を目安に私がその日のお題を考え、話すという時間。

今はまだ一方的に私が話す時間が多いですが、
そのうち双方向の対話へと進化することでしょう。



対話のために必要なもの

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一方的な話しから対話へと進化させるために必要なものがあります。

それは、「社内共通言語」です。

社内共通言語とは、その会社が定めた独自の意味や解釈を持った言葉や文章のこと。

ある言葉が持つ意味と意図を、より多くの人が共有すること。
共有する母数が増えれば増えるほどチーム力は高まります。
みんなで同じ方を向いて仕事するので、イメージしやすいかと思います。

社内共通言語が浸透してくると、判断に迷いが減ります。
「何を大事にすればよいか」が共有されているからです。

利益が大事なのか?
上司の顔色が大事なのか?
お客さまが大事なのか?

何が大事か、会社によって異なるでしょう。
(上司の顔色が大事な会社はどうかと思いますが 苦笑)

この認識がバラバラだと、同じ状況下でもスタッフAさんとBさんで違った判断してしまうことになります。
これはとってもロス、ですね。

時間と労力とエネルギーのロス。
避けたい。
とっても避けたい。

避けるための「社内共通言語」です。



経営者の大事なしごと

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土壌をほぐす。

経営者の大事な仕事の一つだと思います。


どういうことでしょう?

農家は土づくりの工程を大切にします。
時間と手間をかけて土中の養分バランスや微生物の活動レベルなどを整えます。
ここが作物の成長に大きな影響を持つことがわかっているからです。

経営も同じ。
会社が育つための土壌を整えなければ、いくら事業という種を蒔いても芽が出ることはないでしょう。

空気をたくさん含んだフカフカの土壌を整えて、
そこに事業という種を蒔く。

経営者の大事な仕事です。



社風は土づくりから

というわけで、弊社の社内コミュニケーションの取り組みをご紹介しました。
何かのヒントになれば幸いです。

日々のコミュニケーションを積み重ねた先に、社風や企業文化ができるんだと思います。
小さな積み重ねの継続、結局これに勝るものはないですよね。


もう一つ最後に、
話すネタが無い方は日常にアンテナを立ててみてください。
けっこうネタがたくさん落ちていますよ。

私のスマホのメモ帳には現在121個の話のネタが書いてあります。
日々ストックしておけば、何話そう??と直前に慌てることもなくなりますし、会社の現状に合わせて話すトピックを変えることもできます。

ピンときたら即メモ!
ぜひ習慣にしてみてくださいね。




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