超個人的なデザイン思考

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超個人的なデザイン思考

以前デザイン思考に関する日記を書きました。

デザインとは単純に「見た目」の話だけではなく、問題を解決したり将来を良くするための考え方などの「中身」も含まれますよ、という話しです。将来を良くする、という部分が曖昧だなぁと思ってたのですが、最近しっくりする考え方が思い浮かんだので、書き留めます。

それは「必要なものを必要な時に必要な分だけ」という考え方です。

落葉樹が教えてくれた、将来を良くすること。

最近肌寒い日が多くなり、紅葉も楽しめるようになりました。
紅葉の後はやがてその葉は切り離され落ちます。落葉です。

この「落葉」という現象を見てヒラメキました、これはまさにデザイン思考ではないかと。
落葉樹が葉を落とす原因は、実は、、、「もう要らない」と判断するからです。
大学の時に知って、樹木って頭いいなぁ〜と感じた覚えがあります。

落葉の理由には、合理的で長期的な視点があります。日差しが強い夏は、葉が日光を浴びて栄養素をたくさんつくります。ところが秋になると日差しが弱まり、葉は夏ほどの栄養素をつくることができなくなります。

その時、落葉樹は考えます。
この葉を「保持するための養分」と葉から「もらえる養分」を比べてみると、

保持するための養分>もらえる養分

になります。

であれば落としちゃおう、という判断をするそうです。そうやって全ての葉を落とし冬を超える間に、次の芽吹きに向けての準備を密かに進めるわけです。この判断は、来年のこと、更には数十年数百年先のことを見据えて、今すべきことを決めた結果です。

未来のための判断と行動です。

 

長い線を見ながら、今という点を打つ。

私たち人間は地球に生きています。この地球という大きなフレームの中で生きている限り、根本的なルールは地球がつくっています。私たちがそのルールを無視し大きく逸脱して何かを得たとしても、結局淘汰されるんじゃないかと思います。

スケールの大きい話しになってしまいましたが(笑)、ブランドをつくろうとする企業というフレームで考えると、数十年という長い時間軸で捉える視点をもちながら、今この瞬間で必要なことを考える。大きな流れの中の小さな動きをつくり続けてゆく、という感覚がしっくりきます。

もし、ひとつひとつの小さな動きがなくなってしまえば、大きな流れはやがてその勢いを失い途絶えてしまう。  欲張らずに他との関係性を捉えながら大きな流れをつくってゆく。

長期的な視点を持って、「必要なものを必要な時に必要な分だけ」という判断・行動を継続することがブランドにつながるんだと思います。今という点だけを見て動くのではなく、今立っている場所から前後を見渡して、長〜い一本の線を意識しながら点を打ってゆく、こんな感覚でしょうか。

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今、植物や生き物など自然から学ぶことが多いです。大学時代に自然環境に関してはいろいろと勉強したハズなんですが、それがやっと今になって活かせてきた気がします。長かったな(笑)