サンタクロースは飛んだんだ。

世界に名が知れ渡る建築家「アルヴァ・アアルト」の作品に会いたい一心でフィンランドに向かったのは27歳の夏。3ヶ月でヨーロッパ18カ国を巡る慌ただしい旅の中で、滞在時間が一番長い国がフィンランドだった。

ストックホルムからのフェリーでヘルシンキに到着し、点在するアアルトの建築を求めさまよい心震わせながら北上してゆく旅は今思い返しても幸せだったと思う。

フィンランド国内を北へ北へ向かった先に、アアルトが都市計画から携わったロヴァニエミという街がある。そこからさらにバスに揺られ、北極圏を超えた先に待っていたのが、かの有名な「サンタクロース村」だった。


サンタクロース。
幼稚園の頃、空に向かって飛び立つサンタクロースの姿が忘れられない。ソリに乗って真っ赤な服を着て白ひげをモジャモジャに蓄えた大きなおじさんが空に飛び立ったのだ!今まで私の話を誰も信じてくれないが、私の脳内では昨日のことのように鮮明に思い出せる。絶対に飛んだ、、、

サンタクロース村の中心に位置するサンタクロースが居るという建物のドアを興奮気味に開けると、そこに居たのは

、、、、人形でした(・o・)
まあ、夏だしね。。バカンスだよね。

という思い出がよみがえったのは、福岡市博物館で来年開催される「フィンランド・デザイン展」のフライヤーをクライアント先で見つけたからでした。フライヤーの一部がしおりになってて面白い。