[名刺] ストーリーが込められた名刺。

 

住宅設備、リフォーム、リノベーションを事業展開するFLAT Renovation Studio様。
代表木村様の名刺リデザインのご紹介です。

名刺リデザインの経緯

以前の名刺はブランド起ち上げ時にデザインし、3年ほど使用した名刺でした。
途中で一度だけビジュアル面の背景画像を変更しています。

この時に使用した写真もFLATのコンセプトである、

FLATの仕事は、五線譜を引くこと。
素敵な生活のメロディーを奏でてゆけるように。

というメッセージを込めた画像を選択しました。
そこから1年ほどを経て、名刺が減ってきたタイミングでデザインをリニューアルする運びとなりました。

名刺に込めたメッセージ

今回選んだ画像は、

真横一直線に伸びた水平線。
水平線の上には空 下には海、
沈んでゆく夕陽がその境目を茜色に染める、
水面に浮かぶ2つの人影、
右の人が振り返って、もうひとりが近づいてくるのを待っている。。。

そんなシーンを切り取った1枚です。
この画像に込めたメッセージはこの3つ。

・水平線=FLAT
・夕陽=リノベーションで住まいが生まれ変わる未来へと続く光
・2つの人影=住まいづくりをリードしてゆくFLATと導かれて新しい住まいづくりを楽しむお施主様

そんな思いを込めています。

最初のデザインから引き続き、5本ライン(五線譜)のエンボス加工もそのまま活かしています。

ブランディングにおける名刺の考え方

名刺はブランドを対面で伝えたい時に一番有効なツールです。
面と向かって手渡しできるので、人物にプラスして色やカタチや紙の質感などを伝えることができるからです。

さらに、相手が名刺に対してオッ!と思ってくれれば、そこから話しを広げることができます。
こちらから話しはじめなくても、相手からブランドのことをあれこれ聞いてくれるのです。

目の前の相手が興味を持ってくれて、それを話す時間があって、ブランドメッセージを伝える絶好のチャンスをつくれるのが名刺交換のタイミングです。

名刺のデザインを変える理由

ずっと同じ名刺を使うことは、ブレない意志を表現することができるので、ブランディング上有効です。しかし、私は定期的なデザインの変更を推奨しています。

理由は、ブランドの新陳代謝を起こすため、です。

ブランドアイデンティティは、作った時は周辺に大きな影響を与えますが、時間が経つに連れ忘れ去られてしまうことも少なくありません。
リッツカールトンホテルのスタッフが持つ有名な「クレド」などがあれば、「自分たちの仕事の価値は何か?」を問い続けながら日々の業務に向き合うことができます。

しかし、クレドのような振り返りツールを持っている企業は多くはありません。
目の前に業務に直接関係がない(と思ってしまうと)ビジョンやメッセージは頭の奥でだたの言葉となり、いつしか忘れられてしまいます。

だから、「名刺」という日々持ち歩き、人に受け渡すツールで自分たちの企業のビジョンやメッセージを再確認することが大切だと考えています。

例えるならば、ブランドアイデンティティがブランドの「幹」で、名刺は「葉っぱ」です。
樹木の葉は、毎年更新され古い葉は落ちて次の新しい芽の養分となります。
新芽が吹いて成長し、光合成して養分をつくり、紅葉して落葉する。
そしてまた新芽が吹いて、、、を繰り返します。

私たちがブランディングをお手伝いする企業や商品やサービスは、日々変化し成長されています。世の中をより良くするため、切磋琢磨しながら継続的な変化を続けています。

その成長に合わせてブランドを表現する名刺を変化することは、自然なことだと思います。これはWEBサイトも会社案内パンフレットなども同じです。

5年前10年前と同じものを使い続けていることは、身の回りの変化が激しい時代において「私たちが何者でどんな価値を提供しているか?」という情報発信を放棄している状態だと言えるのかもしれません。

cliant voice

FLAT代表 木村様
ただいま考えてます。


size:名刺 91mm×55mm
design:株式会社スタジオグラム

cliant:FLAT Renovation Studio